りつの備忘録

推しをながーく愛でる用。

「いつまで続くことやら」な備忘録。

はじめまして。りつと申します。

衝動的に始めたはいいものの、何を書いていいのやら。

 

まずは簡単に自己紹介をば。

個人情報を明かすことなく一言で表すと、私は「エンタメ大好き人間」です。

 

始まりは12年前。関ジャニ∞のコンサート。

幼いながらに家庭環境や学校での人間関係に苦心していた私にとって、それは夢のような光景でした。

たった7人のために数多の人々が集まり、その音と言葉に熱狂する。

血がつながっていても似た環境で育っても分かち合えないものを、その日その時しか共にしていない人と分かち合える。

言ってしまえば「他人」なのに、一緒に笑って泣いて、歌って踊れる。

こんな世界もあるのかと、救われた気持ちでした。

 

そんな空間を作る人になりたくて、この12年を走ってきました。

国民的アイドルに比べれば、それはそれは小さな規模だったけれど。

演者も、観客も、携わるスタッフも。すべての人の心が通う空間は、どんなだろう。

そのために必要なものは、なんだろう。

その空間は、人々にとって、どれだけの糧になるだろう。

いついつも、そんなことばかりを考えていました。

 

そして2022年4月。それを仕事にすることになりました。

もっと大きな規模で実践できる立場になりました。

だけど、ここで気づきました。

自分よりはるかに大きな組織の中で、経験も知識もない人間が、

営利を前にできることは本当に少ないということに。

築き上げた信念を実行に移せず、いつになったら移せる立場になるのかも分からず、

それでも目の前のことに奔走した結果、頭と心と体がばらばらになってしまいました。

 

俗に言う「好きを仕事に」。

今の私は、

「好き」を貫くためのたくましさも、

「好き」と「仕事」との多少の齟齬に目を瞑る鈍感さも、

「仕事」に迎合するしなやかさも、持ち合わせていません。

いつかはそんな人生を送りたいと思いつつも、きっと今ではないのだと感じています。

 

なので、ここから先、しばらくの私のモットーは、

「好きは好きに、仕事は仕事に」になりました。

仕事は仕事の範疇で留める。

生きがいや人としての成長を仕事に求めすぎない。

好きなことを好きなように楽しむ。

…じゃあこの際ずっとやってみたかったこと、始めちゃおうよ!

ということで、このブログを書くに至っています。

 

名前の通り、ここは備忘録です。

以前、丸山隆平さんが雑誌でおっしゃっていた「感欲」という言葉。

エンタメに触れて心が動く瞬間は、生きていくうえで不可欠な人間の基本的欲求。

言うなれば「感欲」。

働いていた頃は、この欲がなくなったら、心が揺れなくなったら、

どんなに楽だろうと思っていました。

だけど、ひと休みしてエンタメに触れ直した今は、

この欲がなくなったら、なんて味気ない日々になってしまうんだろうと怖くなります。

そんな私の「感欲」を満たす場として、ここに記します。

 

【追伸】

初日こそ真面目に書きすぎましたが、次回以降は内なるオタクが暴走します。

出会っていただけた方はご了承ください。